セクシーなロジカルシンキング

 

ロジカルシンキングの講座を受けてきました。

 

このブログを始めたきっかけでもあるけど

今まで学んだことを纏めたいけど上手くいかなくて、

思考の整理をプロから学ぼうというのが目的。

 

 

そもそもロジカルシンキングという言葉自体、

狩りで獲物を捕らえる習性があった男性向けに作られたものだから

女性が敬遠しがち。

 

と言う事で女性でも理解しやすい視点でシンプルでセクシーな思考法を提案している方から学んできました。

 

やっぱり頭の良い人って、難しい事を話している人じゃなくて

難しい事を簡単に誰でも分かるように説明できる人だと思うなあ。

 

 

とても価値のあるものを学べたから、早速まとめ。

 

ロジカルシンキングとは

 

突き詰めると、「型」に整理されていること。

 

「型」の種類

1)だんどり

2)数式

3)2軸

4)関係図

 

 

■ステップ化して問題点を可視化する

 

1)のだんどりとは、ゴールまでの手順を4つにステップ化すること。

(プロセス化の思考法というらしい。)

思考の整理と、問題点の可視化が目的。

 

さらに、各ステップには必ず成果物となるアウトプットが存在する。

そしてそのアウトプットは次のステップのインプットとなる。

 

 

例えば美味しいパンケーキを作る事をゴールとしたとき。

 

<ステップ>   <アウトプット/インプット>

粉類を混ぜる  (生地が出来上がる/焼く対象物)

片面を焼く   (片面が焼き上がる/焼く対象物)

もう片面を焼く (両面が焼き上がる/盛り付けの対象物)

盛り付ける   (美味しいパンケーキの出来上がり)

 

 

こうやって書き出すことで、今どこが困っているのかが明確になる。

問題点を可視化することで整理がしやすくなり今注力すべき点が分かる。

 

ちなみに、アウトプットが出てこないようなら

今はやる必要のない仕事かもね、ということらしい。

 

 

■問題を分解する

 

2)の数式とは、課題に対する問題点がを見つけるのが目的。

 クリアにしたい課題が何と何で出来ているのか分解する。

(これは数値で測れるものがベター。)

 

例えば「忙しくて時間がない」という課題があった場合。

緊急度や重要度で考えると以下のように分ける事が出来る。

 

・忙しい = 不要な仕事 + 必要な仕事

 → 時間がないのであれば、必要な仕事に焦点を当てるべき。

 

次に必要な仕事の中でも、以下のように分解できる。

・必要な仕事 = 自分以外でも出来る仕事 + 自分でしか出来ない仕事

 →もちろん自分でしか出来ない仕事の重要度は上がる。

 

さらに、緊急度で分解すると、以下のようになる。

・自分でしか出来ない仕事 = 急がない + 急ぐ

 →もちろん急ぐ仕事の緊急度は高い。

 

最後に、どちらを優先すべきか考える。

・急ぐ仕事 = 求められる品質 + 効率

 →品質保持か、納期優先か

 

仮に効率を優先した場合。

・効率 = 人手 + 一人当たりの効率

 →人手を増やすのか、一人当たりの生産性を上げるのか

 

ここで「忙しくて時間がない」という課題に対する問題点が明確になる。

 

 

■2軸で考え、マトリクスに当てはめる

 

これはマーケティングや、色んなものをタイプ別に分類する時に使えるもの。

 

まず対となるキーワードを書き出して

次に縦横の2軸マトリクスのどこに当てはまるか書き出す。

(+α 各項目に名前をつけちゃう)

で、今回のターゲットはどこに当たるのかを把握しやすくする。

 図があった方が分かりやすいので文章での説明はここまで。

 

 

■本質を見抜く力を身に付ける

 

ロジカルシンキングとは別に、不要なものを削ぎ落とし重要なものだけを理解できる方法も学んだ。

 

それは、目標と目的、問題と課題の定義を明確にすること。

 

・目的とは:実現したいこと・状態

・目標とは:目的の実現度合い

・問題とは:目標と現状にGAPがあること

・問題点 :問題の原因

・課題とは:解決すべき問題点

 

これを自分自身に当てはめてみると、、、

 

・目的:自分の枠を超える

→さらに深堀りすると、今の延長線上に人生のゴールを設定しない。

 今の自分では想像できない自分に出会う。

・目標:やった事のない怖いことに挑戦する

・現状:居心地の良い環境、行動しかしていない

・課題:コンフォートゾーンから抜け出す。人前でアウトプットする。

 

こんな感じかな?

現状と問題点がイコールになっている気もするけど。。

 

 

■最後に、、

 

その方はアイディアが豊富で、言語化するのがとても上手く

キャッチーな言葉で人を引き寄せる力がすごく強い。

そのコツを聞いたところ、昔はコピーライター志望で、そういった素質を元々持っていたのだといった回答だった。

 

やっぱりあれだ、人は「伝えたい想い」+「強み、才能」で成功するのだ。きっと。

その「強み、才能」が手段に加わって、その人だけのものになるんだ。

 

その才能、欲しいなと思って質問したのだけど

既に持ってるもの磨いて、出来ないことはプロに任せる

このスタンスの方が効率的だな、と思った。私はね。

 

 

こんな感じでした。

 

実践しようとすればするほど奥深いし難しさが分かってしまう。

 

でもこれ身に付ければ私がこれからやりたい事に対してものすごく武器になってくれると思う。

 

実践しつつ、理解を深めよう。